UP
「増税なき増収財源としての特別会計剰余金」
醍醐聰(UP今年度9月号)
麻生内閣発足。
あぁ、そう。
さて、増税なき増収財源についての明確な数字をもって表した論文を読んだ。
9月号だから、だいたい10日ごろ発行なので、あたかもタイムリー。
福田(康)内閣が退散する直前に衆目に晒されたのである。
明確な数字で見ると、たしかに、おかしい。
そこまで言って委員会なんかで三宅さんetcが話している話よりも、
大分説得力がある。
なるほど、あまっているんだ、お金。
年間30兆近く、国債の満期前返済に充てられるくらいに、
お金、あまっているんだ、この国。
そりゃあ、わけわかんないところで、わけわかんない人々に、
突然お金をばらまきだせるわけだ。
民主が年間18兆円云々と言っていて、
それに裏づけがないだろう、実現可能性がないだろう、増税だ、という人々の意見の、
それこそ根拠のなさに、笑えそうな大金だった。
ものすごい金額に、イマイチぴんとこない。
是非ご一読をオススメします。
これをあてにするのか、道州制構想は、変だと思う。
なぜに、「道州」なのか、名前からして意味不明だ。
この国に、「道」と別に「州」をおく意味はまったくない。
たとえば、日本には、60州あまりの、旧国がある。
兵庫県なら、播磨・摂津・丹波・但馬・淡路の5州である。
東京都なら、武蔵のほか、ちょこちょこと。
さて、これらの旧国名こそが、「州」(くに)なので、新しく作る「州」(しゅう)の名前には、
歴史的正当性がないんじゃないか。少なくとも私には思いつかない。
日本史の授業で出てきた、国司。
その下には、郡司(尾張国郡司百姓等解文などで有名)がいて、その下に県(あがた)があった。
県主(あがたぬし)といえば、高校入試やら大学入試では、頻出ワードだ。
この制度が、郡県制。これ、周の国の制度であった。
これに対して、封建制。
封建制は、秦朝の制度で、これは、日本でも武家の時代に採用されていた。
その武家の時代が維新でおわったので、郡県制を導入しようとしたのだが、
「郡」はまだ残っていたので、「県(けん)」というものが「藩」に代わっておかれた。
そういうわけなので、旧国名で使っている州はもうおかしい。
これに対して、平安時代には、畿内5カ国から全国へ向けて、大きな「道」(どう)にわけられていた。
西へ、山陽道・山陰道。東へ、東海道・北陸道。
南へ(紀伊から四国)南海道。遠く西には西海道(九州)。
蝦夷の国が日本の国だと思ったとき、政府が「北海道」と名づけたのは、こういう由来による。
(北海「道」だから、支庁をたくさんおけたんじゃないのか?と思うのだが、根拠はない)
・・・別に、州なんてあたらしく作らなくても、この道(どう)をそのまま使えばいいじゃん。
都道府県を解体するなら、旧国での分類は正当性を持つ。
都道府県で400年(徳川時代から今まで)近く培われた地理的一体性を維持するなら、
せめて、「近畿地方」「中部地方」という名前でわければよろしい。
さて、「道でいいじゃん」と考えると、文句を言う地域が1つある。
首都圏である。
「首都圏」「関東」と名乗ろうとすると、「道」の感覚では分けられない。
そこで、関八州をまとめようとすると、やはり、「関東地方」というくくりがよいことになる。
そこで、東京だけを特別区にすると(ワシントンDCみたいに)、現「首都圏」の地域が、
なんか、首都から追い出された気分になって、田舎扱いされているようでへこむ。
しかしまぁ、関八州をまとめて「首都圏」と呼べば全部解決するようにも思える。
そこのところは、うまくやってもらうしかあるまい。
さて、大阪府知事が、WTCに府庁を移転すると言い出した。
「関西州」構想のためだが、この「州」が嫌なことは繰り返さない。
次は、「関西」のほうだ。
近畿、といえば、京都大阪兵庫奈良滋賀和歌山までは、異論がないが、
あと、三重県の処遇が問題になる。
三重県は、東海三県のひとつだが、中部地方ではない。
と、昔小学校で教わった。
つまり、近畿は「2府5県」であると。
ところが、近畿「2府4県」とか言う人もいるので、実のところよくわからない。
それはともかく。関西。
なんで「関が原より西」という名前をここまで引っ張らないといけないのか。
関東が首都圏を名乗るなら、関西は近畿(畿内に近いエリア)だ。
しかも、この関西という名前。
「関西地方の天気予報」というと、福井や徳島、ことによると岡山鳥取くらいまで入っている。
区域がよくわからない。
また、WTCは、関西の中心だ、ということから、府知事はその場所を選んだそうだ。
確かに、関空・神戸空港・または伊丹空港までの距離は近く、港もあり、京阪神すべてに近い。
しかし、それは、京阪神の中心なだけではないだろうか。
奈良和歌山滋賀が蚊帳の外に見える。
さらに、言葉を返せば、どの交通手段からも遠い。
しかも、関西州の中心に府庁を置くということは、関西州ができあがった場合の拠点としたいのだと思うが、
関西全域をWTCで管理するとなると、少し不安がある。
(議会の場所とか、地方機関の場所とか)
それに、WTCとまったく同じ意味、あるいはそれより好条件の場所に、
神戸市役所がある。
神戸空港までポートライナー1本。そこから関空まではシャトル船で20分くらい。
新幹線新神戸駅まで徒歩20分。新幹線新大阪駅までは、JRで三ノ宮から22分(?)。
がんばれば、伊丹空港までもなんとかいける。
直近に神戸港があって、海のルートも完璧。
つまり、すべての交通手段を、約2~30分で利用できる。
最高じゃないすか。
ただし、近畿全域から見ると、西にかたよりすぎている。
ま、結局言いたいのは、大阪府知事が主導するのはいいが、
大阪府が中心となる特段の意味はないのではないか、ということだ。
もー何がなんだかわかんなくなってきたな。
バナナ:マイナス1.5ののち、プラス0.5
どうやら、お腹のなかにたまっていたものが出て行っただけのよう。
あと、ヒゲそった。
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